ハンドクラフトの底なし沼

作った物、作りたい物、果てしなく増殖する道具や材料のこと

押え金いろいろ

長いこと家庭用ミシンを使ってきましたが、今年になって念願の職業用ミシンを購入しました。
で、せっかく職業用にしたからには、押え金がいろいろ欲しいのです。

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職業用というか工業用押えは結構なお値段がします。家庭用はだいたい1個が数百円ですが、工業用は安いもので1000円前後から、高いと3000円、4000円とか。1つあれば用が足りるというものではないし、少しずつ揃えるしかないか、と思っていたら、アマゾンで激安セットがあるじゃありませんか。ホントになんでもあるな、アマゾン。

マーケットプレイスでいくつかの業者が販売してます。セット内容もいろいろ。商品説明はあんまり詳しく書かれていないので、品番を1つづつ検索して確認し、第一候補になったのは全10点のセット。

  • 段付き押え(1.0mmの左右、1.5mmの左右)4個
  • ジッパー用自由押え 1個
  • コンシールファスナー押え 1個
  • ギャザー押え 1個
  • 三つ巻き押え(1.6mm) 1個
  • テフロン押え 1個
  • マグネット定規 1個

欲しかったのは段付き押えとジッパー用自由押えで、三つ巻き押えとテフロン押えはミシンに付いてたので、本当は必要ない物でした。が、このセット、バラで購入する段付き押え1個とほとんど同じ値段。なぜ安いかというと、輸入物だかららしい。送料込みで1880円、もし失敗しても立ち直れないほどの値段ではない。ダメ元で、注文してみました。

実物が届いて、ミシンに付属していた押えとよーく見比べてみると、表面に多少細かい傷がある。日本製はすみずみまでピカピカに作られてるけど、輸入物は縫い性能に関係ない部分の細かいとこはどうでもいいじゃん、て感じ。傷があると言っても、布に接する面に傷があったり、ネジを止める部分がゆがんだりしてる訳じゃない。

道具を揃えることで製作のテンションを上げるタイプの人にはお勧めできないが、ちゃんと使えりゃいいんだよ、って人には、この安さはありがたいです。